リフレーミング(reframing)してみよう

~「リフレーミング」は心理学の家族療法の技法で、これまでと異なる角度からのアプローチ、視点の変化、別の焦点化、解釈の変更という「フレーム」の架け替えによって、同じ「絵(状況)」でも違った見え方になり、自分や相手の生き方の健康度を上げていくことを言います。この能力は誰しも潜在的にもっていると考えられています。 これから私が書いていくことは、ジャンルを超えて多岐に渡ることになりますが、自分の潜在能力を使って、いま私たちの目の前にあること、起こっていることの真実に少しずつ近づいていけたらと思っています。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

子どもの睡眠時間は足りていますか~体内時計の不調から起こる、起立性調節障害は不登校の原因にもなります

世界一睡眠時間が短い日本人。小中学生の睡眠不足が問題になっています。 授業中の眠気、集中力不足、無気力、イライラ、頭痛や不眠、自律神経の失調など。 安定した睡眠リズムを司る体内時計が心身の健康を守ります。 規則正しい食事習慣と安定した睡眠がス…

不登校とフリースクールの選び方

「バイパス」としての役割と選び方。 「不登校=フリースクール」ではありません。選択肢の中の一つと考えましょう。 不登校のなりたて(急性期)は、まず休養させる 子どもが不登校になると、いつ再登校?別室登校できる?適応指導教室か?フリースクールか…

パンデミック後の不登校支援に必要な視点とは何か

パンデミックが終わっても、コロナ禍の影響は現在進行中です。 小中学生の不登校はすでに約30万人になり、潜在的な不登校を含めると40万人を超えるという民間調査も報道されています。(ケースはすべて実際のものとは変えています) パンデミック後の不登校…

不登校とエデュケーショナル・マルトリートメント(教育虐待)

子どものために良かれと思う親の価値観の押しつけが、子どもの健康を損なわせます。 (ケースは実際のものとは変えています) 社会不安が、我が子の商品価値を高めたい親の気持ちに火をつける 中学受験の広がりがメディアでも多く扱われるようになりました。…