リフレーミング(reframing)してみよう

~「リフレーミング」は心理学の家族療法の技法で、これまでと異なる角度からのアプローチ、視点の変化、別の焦点化、解釈の変更という「フレーム」の架け替えによって、同じ「絵(状況)」でも違った見え方になり、自分や相手の生き方の健康度を上げていくことを言います。この能力は誰しも潜在的にもっていると考えられています。 これから私が書いていくことは、ジャンルを超えて多岐に渡ることになりますが、自分の潜在能力を使って、いま私たちの目の前にあること、起こっていることの真実に少しずつ近づいていけたらと思っています。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

蒸し返される「不登校は甘え」という根も葉もない批判

不登校の激増が止まらない状況(2023年度34万人)になりました。 不登校への理解や支援が少しずつ浸透してきた反面、メディアでは、相変わらず「不登校は甘えだ」「放置せず学校に行かせろ」という、根拠のない「不登校叩き」が蒸し返されています。 必要な…

不登校激増は止まるのか~小学生は10年前の5.4倍に

小中学校は、34万6482人(前年4万7434人増)2023年度:文科省 うち小学生13万370人(2万5258人増)、中学生21万6112人(2万2176人増) 10年前(2013年度)の小学生は5.4倍、中学生は2.26倍に コロナ禍で不登校になった小2のAさん(ケースは実際とは変えていま…

不登校・過去最高の34万6482人 (前年から一気に 4万7434人増) ~天井知らずの激増つづく

2023年度の公立小中学校の不登校児童生徒数が発表されました(年間30日以上欠席) 全国の合計は、34万6482人(前年度より 4万7434人増:文科省) 小学生13万370人(2万5258人増)、中学生21万6112人(2万2176人増) 在籍者数の不登校の割合 :小学校 2.14% …

増加する児童虐待(その2)~世代間伝達を止める

虐待の要因と、子どもへの影響、現在の支援状況から、 虐待防止の方向性を考えていきます 虐待の要因 虐待の背景には、主に①保護者の要因 ②子どもの要因 ③家庭の要因 ④社会全体の様々な要因があるとされ、単純に「親が悪い」と責めても問題解決には至りませ…