2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
小学校1年生の給食の強要から会食恐怖症になったIさん。 それをきっかけに不登校になったIさんは、中学校でも苦闘を続けました。 中学校への入学とフリースクール 体調を崩して欠席することを繰り返し、断続登校をしながら小学校を卒業したIさんは、中学校入…
会食恐怖症は、不登校のきっかけにもなっています。(Iさんのケース) (ケースは実際のものとは変えています) 会食恐怖症とは 食事を楽しむ人たちは世の中に多くいます。グルメと言われる人でなくても「食」への多少のこだわりを持つ人や、気に入った店の…
不登校相談に訪れる親は、未だに母親が多数派で父親の相談は少なく、特に父親単独での継続相談はあまり増えません。 「子どもの学校のことは母親」という、古い社会通念がまだ色濃く残っているようです。 それどころか、子どもの支援をする母親の足を引っ張…
少人数クラス(25人学級)の早期導入で、教員が子どもに落ち着いて向き合える環境にしていきましょう 35人学級でも多すぎます 今は、現行の40人学級から35人への移行期になっています。計算上では40人学級では、1クラス20~40人の間、35人では17~35人の間…
相談のハードルが低い「教育相談窓口」は、不登校の有効な初期対応になります。 学校の教育相談の現状 これまでの学校は、親が気軽に子どもの相談する場所ではありませんでした。 子どもに問題があると教員から親に連絡をして話し合ったり、スクールカウンセ…
学校生活の中で、「すべての子どもを手助けする仕組み」が必要です。 教育先進国のインクルーシブ教育をヒントにしました。 「個」の支援だけでなく、すべての子どもが日頃から支援される「社会モデル」への転換 現状の小中学校から、発展的に不登校対策を考…