リフレーミング(reframing)してみよう

~「リフレーミング」は心理学の家族療法の技法で、これまでと異なる角度からのアプローチ、視点の変化、別の焦点化、解釈の変更という「フレーム」の架け替えによって、同じ「絵(状況)」でも違った見え方になり、自分や相手の生き方の健康度を上げていくことを言います。この能力は誰しも潜在的にもっていると考えられています。 これから私が書いていくことは、ジャンルを超えて多岐に渡ることになりますが、自分の潜在能力を使って、いま私たちの目の前にあること、起こっていることの真実に少しずつ近づいていけたらと思っています。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

強迫性障害(Obsessive-compulsive disorder)は治療できる病気です

「病気だという自覚(外在化)」が治療の第一歩です。 ただの心配性や不安症、潔癖症ではなく、生活上の機能障害を引き起こす10大疾患の一つです。(WHO) (ケースは実際のものとは変えています) 強迫性障害の特徴 日頃から不安が強く、心配性で神経質な人…

不登校対策で、流行り出した校内フリースクール(別室登校)を点検する

自治体一斉の取り組みは、教員の意識の差を埋められるのか。 校内フリースクールで再び「不登校」にならないためのチェックポイント。 不登校対策で急激に流行り出した校内フリースクール(別室登校)とその歴史 不登校の児童生徒のための「別室登校」は今ま…

「東京都スクールカウンセラー大量雇止め」にみる都政の子ども支援軽視 ~公務員の会計年度任用は冷酷な非正規雇用制度です

「派遣切り」以上の惨さ(むごさ)です。(週20時間以下の雇用は雇用保険対象外) 「ブラックリスト」があるという噂も聞こえてきます。 東京都で、ベテランのカウンセラーが大量雇止めになりました 2月3日付の東京新聞に「簡単に代わりが務まるの?スクールカ…

再考・不登校29.9万人~教員やSC(スクールカウンセラー)の労働環境と雇用の実態を抜きに議論はできません

「不登校・今のスタンダード」 全国の小学校各クラス1名弱、中学校各クラス2~3名が不登校 中規模小学校では全校で10人前後、中学校では全校で30人前後 不登校や問題行動の増加、学校問題の顕在化 不登校の激増に対して文科省は各自治体の支援体制の向上や学…